[AI] AIは本当に「覚えている」と言えるのだろうか?

プログラミング

最近、私は persona-ai というAIを個人で開発しています。

ChatGPTのようなAIと話していると、

「前に話したことを覚えていてくれたらいいのに」

と思ったことはないでしょうか。

例えば、

  • 旅行が好き
  • 家族を大切にしている
  • 最近仕事が忙しい

そんなことを何度も話しているのに、しばらくすると忘れてしまう。

もちろん最近のAIは以前より記憶できるようになっていますが、人間同士の関係と比べるとまだ大きな違いがあります。


人は相手をどう覚えているのか

私たちは友人や家族のことを、単なるデータとして覚えているわけではありません。

例えば、

  • 旅行が好きな人
  • 家族思いの人
  • 新しいことに挑戦するのが好きな人

というように、その人らしさを自然に理解しています。

そして、その理解をもとに会話をしています。


AIにも「その人らしさ」を持たせたい

そこで作り始めたのが persona-ai です。

目標は、

長く会話するほど、その人のことを理解していくAI

です。

単に会話履歴を保存するだけではありません。

会話の積み重ねから、

  • どんなことに興味があるのか
  • どんな価値観を持っているのか
  • どんな傾向があるのか

を整理しながら覚えていく仕組みを作っています。

実際にはどんなことをしているの?

例えば、

  • 東北旅行に行った
  • 夫婦で出かけた
  • 自然が好き

という会話があったとします。

persona-ai ではこれを単なる会話履歴として保存するだけではなく、

  • 旅行が好き
  • 夫婦で外出することが多い

という形に整理します。

さらに、

  • 外出することが好き
  • 家族との時間を大切にしている

といった「その人の傾向」まで推測します。


でも、記憶だけでは足りなかった

開発を進めていくと、別の問題も見えてきました。

AIは過去を覚えていても、

  • 誰の話をしているのか
  • 誰が悲しいのか
  • 今ユーザーは何を求めているのか

を正しく理解できないことがあります。

人間なら自然にできることでも、AIにとっては意外と難しいのです。

現在は、

  • 記憶
  • 人格
  • 関係性
  • 共感
  • 判断

を組み合わせながら、少しずつ改善を続けています。


開発内容はZennで公開しています

persona-ai は趣味の個人開発プロジェクトですが、

設計や実装の過程をZennで連載記事として公開しています。

現在は、

  • 人格維持
  • 長期記憶
  • 関係性管理
  • Concept Memory
  • Reflection Engine

などを紹介しています。

AIの仕組みに興味がある方や、自分でもAIを作ってみたい方はぜひ読んでみてください。

プロンプトだけでは人格は維持できない 〜 ローカルLLMでキャラAIを安定させる試み(その1)

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